Feb22Thu

片足で2回連続ジャンプし、身長の2倍分進めるか?

2017.08.19

今日のお題片足で2回連続ジャンプし、
身長の2倍分進めるか?

2回の片足ジャンプで自らの身長の2倍分進む能力がなければ、おぬしの下半身はかなり錆び付いていると覚悟した方がいい。


[片足2回連続ジャンプのやり方]

sat_20170819_img片足2回連続ジャンプ1

床にテープなどを貼ってスタート位置を決める。そこから身長の2倍分のところをフィニッシュ位置として、テープなどを貼る。スタート位置につま先を揃えてまっすぐ立って構える。

ADVICE
着地衝撃が大きいので、必ずクッション性の高いトレーニングシューズを履いて行う。太りすぎの人、あるいは膝に不安がある人は、片足ジャンプで膝を傷める恐れがあるのでやらないこと。


片足2回連続ジャンプ2

片足けんけんの要領で片足ジャンプ! フラフラしてはならぬ。

ADVICE
ジャンプしたら着地してきちんと静止する。最後もピタッと止まれなかったらNG。


片足2回連続ジャンプ3

2に続いてもう一度、同じ足でジャンプ! フィニッシュ位置を確かめよ。

ADVICE 
体操選手が如く、着地時は決して動いてはならぬ。


片足2回連続ジャンプ4


本日の塾頭講話

足腰の衰えにストップ。ランニングも上手になるぞ。

階段を避けてエスカレーターに頼り、デスクワークで坐っている時間が長くなると、足腰はあっという間に衰える。片足で跳ぶには、股関節を伸展(脚を後ろに伸ばす動き)させるお尻の大臀筋と、太腿後ろ側のハムストリングスの瞬発力がいる。さらに、片足で着地をピタッと決めて姿勢を崩さないためには、太腿前側の大腿四頭筋と腹筋の筋力が欠かせない。身長の2倍分跳べないようでは、足腰の衰えは深刻。鍛錬を繰り返して、片足ジャンプ2回で身長以上に跳べるようになったら、足腰の衰えが取り戻せる。と、同時におそらくランのフォームも良くなっているはず。片足で連続して跳ぶには、骨盤を前傾させてカラダの真下に着地する必要がある。それは走るときの理想のフォームそのものだからじゃ。


今日の補習シングル・タックジャンプ 左右各10回

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身長の2倍分跳べなかった者に、喝!

片足立ちになり、軸足を軽く曲げ、反対の脚も膝を曲げる。その場で高くジャンプし、空中で両膝を両手で抱えてから着地する。左右を変えて同様に行う。この補習も膝を守るためにクッション性の高いトレーニングシューズを履いて行うこと。ちなみに「タック(tuck)」とは英語で押し込む、はさみ込むという意味がある。両膝を体幹に押し込むようなイメージで1回ずつ丁寧にやろう。


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[質問1]

私は中学の部活で中長距離をしていて、大会では1500mをやっています。 顧問の先生に、速くなるには体重を増やすように言われました。私だけではなくて、部活のみんなに言っていました。先生は体重がないと力強い走りにならないと言っています。 でも、ネットで調べたら体重は軽い方がいいという意見もありました。 中長距離は体重があった方が有利なのでしょうか? (ふふさん、女性、13歳)

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お主の先生は、何とかして速くしてあげたいのじゃろう。

先生が体重を増やせと言っておるのは、おそらく体重というより、筋肉を増やせという意味で言っているのだと推測する。体重が増えたとしても、それが体脂肪の増加によるものでは、デメリットしかないのは当然じゃ。筋肉が増えればパワーが増す。メリットは多い。

ところで……。

速く走るには200m走までは筋力によるパワーが重要で、400m走までは強さと持久性の両方が必要。800m以上は持久性の方が重要で、1500mとなると持久性が全てと考えられておる。ここだけ見ると1500m走にパワーは必要無く、筋肉をつけて体重が増えても、メリットが無いという事になってしまう。

しかしじゃ、

お主の身長と体重から見ると、アスリートとしてはもう少し体重があった方が良さそうじゃ。すなわち、もう少し筋肉があった方が良い。1500m走とはいえ、やはり地面を蹴る力は強いほうが推進力が増す。体重増加というより、脚力強化と、それに連動するような体幹と、肩周りの筋肉を強化すると、もっと強い走りができるようになるぞ! さらにお主は成長期。栄養も大切であるぞ。頑張るのじゃ! 応援しておるぞ。

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監修/清水道場(IPF代表) 
取材・文/井上健二 撮影/山城健朗 イラストレーション/more rock art all