Oct21Sat

高くジャンプして踝にタッチできるか?

2017.05.20

今日のお題高くジャンプして
踝にタッチできるか?

日常生活で高くジャンプする機会はそうそうない。ましてや、ジャンプしてカラダをひねることは滅多にない。さて、この動作が重要なスポーツがある。何か?


[ジャンピング・ヒールタッチのやり方]

jump1

両足を腰幅に開いて立ち、右足を後ろに引いて構える。

ADVICE
高くジャンプするために、しっかりタメを作る。


jump2

左足を勢いよく前に踏み込んで高くジャンプ。

ADVICE
できるだけ高くジャンプせよ。


jump3

空中で上肢と下肢をひねり、右手で左踝をタッチして着地する。左右を変えて同様に行なう。

ADVICE
高いポジションで踝にタッチせよ。


jump4


本日の塾頭講話

筋力、バランス力、巧緻性の三拍子が欠かせない。

正解はハンドボール。攻撃側の最大の武器となるジャンプシュートの動きをごく簡単にし、トレーニングにしてみた。ディフェンスを避けるために高く飛び上がり、空中でゴールキーパーの隙を狙ってシュートを放つ。この間、トップ選手は3mほど移動するのじゃ。ジャンプシュートでは、飛び上がる下半身の筋力、空中で姿勢を保つバランス力、キーパーの動きを見てシュートを放つ目と、手の協調性などが総合的に問われる。さらにシュートの威力を増すために欠かせないのが、空中で体幹を回旋させる動作。ジャンピング・ヒールタッチでは、踏み込む足に反対の手でタッチすることでこの空中でのひねりをシミュレーションした。背後で踵にタッチするから、カラダを思い通りに動かす巧緻性も必要になるぞ。



今日の補習サイドホッピング
左右交互に各10回

sidestep1

踵にタッチできなかった者に、喝!

両足を腰幅に揃えてまっすぐ立つ。左側へサイドジャンプして左足で着地。右脚を後ろに伸ばし、左腕を後ろ、右腕を前に振る。次は右側へサイドジャンプして右足で着地。左脚を後ろに伸ばし、右腕を後ろ、左腕を前に振る。これを左右交互にリズミカルに反復。速くやるより1回ずつ高く飛ぶことを意識。


shimizu-580

[質問1]

ダンスの舞台に立った際、緊張で足元がふわふわとして、上ずってしまい、うまく踊れない経験が多くあります。もっと重心を低く、安定してパフォーマンスを出すには、どのようなことに気をつければ良いでしょうか。また、トレーニング方法を教えてください。 (にーさん、女性、29歳)

kao

お主の問題はメンタル。重心云々の問題ではなさそうじゃ。

問題を整理してみよう。

十分な練習をしているのに、本番でステージに立つとパフォーマンスを発揮できないという前提で話を進めよう。

パフォーマンスに影響をする要因を「パフォーマンス変数」呼ぶ。

変数は3つあり、「環境要因」「生理要因」「心理要因」じゃ。この3つの要因に対して、普段から準備して対応できるように訓練すれば、本番ではこれらの要因の影響を受けずに、最大の能力を発揮できる。

「環境要因」とは、「普段と違う場所である」「普段と違う道具である」「普段と違う設備・施設内容(照明や音響)である」などの問題。

様々な会場で積極的に練習し、小さい舞台でも沢山場数を踏み、いろいろな舞台に立つことを意識しすれば克服できよう。

「生理要因」とは「普段より疲れている」「怪我や病気をしている」「前日眠れなかった」などの問題。

普段から、わざと前日全く眠らずに練習をするとか、疲れている時に疲れている状態を認識しながら、それでもどれくらい動けるのかをカラダに認識させると、本番でも対応できるようになる。

最後が「心理要因」。これが一番大きい問題となることが多い。「あがり」とも言えるな。

「普段と違う興奮状態」で、身体感覚に意識が向きにくくなり、頭では分かっているつもりでも、実はカラダが情報取集できなくなっておるのかも知れぬ。

身体感覚情報が悪くなると、地面を捉えている足の感覚が悪くなる。地に足がついていない感覚になり、力の入り方に普段と誤差が出てくる。結果、力が入らなかったり、逆に力が入りすぎて動きがぎこちなくなるという問題を引き起こす。

ではなぜ興奮状態になってしまうのか。それは「普段より沢山の人に見られているから」「普段より偉い人に見られているから」「今日は特別に大切な日」だという意識が強いからなど、多数考えられる。

しかし、よく考えよ。こうした要因は本質と全く関係ない問題。自分でコントロールできない問題に対して、考えたところで何も変わらぬ。

従って「考えても仕方がない」「考えたところで何も変わらない」という問題に、普段からどれだけ対応できるかを訓練するのじゃ。

自分が何に緊張しているのかを毎回冷静に分析してみると、考えても仕方がないことに振り回されているのかが分かってくる。観客が「自分を評価する人達の集まりだ」と思うと緊張するが、「私の踊りで楽しんでもらいたい」と考えればプラスに働くかも知れぬ。

それに、観客の人数が異常に多い時「失敗したらどうしよう」と考えるかも知れぬが、「観客が一人しかいなければ、失敗しても平気なのか?」と自問自答すれば、観客の多い少ないなど考えてもムダとわかろう。

お主はまず、3つ試してみよ。

ひとつは、「何に緊張しているのか」を文字に書いて、自分でまじまじと眺めてみよ。現状を認識するのじゃ。

そしてもうひとつは逆の考え方。緊張している自分を冷静に見て、「ド緊張状態で、超素晴らしい踊りを披露したら、自分、すごくない?」と考えてみるのじゃ。

最後のひとつは、「今やるべきことに意識を向ける」という方法。野球で、最終回、1点差で負けている状態としよう。2アウト満塁で打席に立つバッターが、「打てなかったらどうしよう」と考えても何も変わらぬ。「3球目までに狙う球が来たら、コンパクトにスイングして右方向に流そう」と考えれば、今自分がすべきことに専念でき、余計なことを考えなくて済む。

舞台にあがったら、今、自分が何をすべき場所なのかを考えるのじゃ。この繰り返しで、どんな舞台に立っても対応できるようになるじゃろう。

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監修/清水道場(IPF代表) 
取材・文/井上健二 撮影/山城健朗 イラストレーション/more rock art all



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