Nov15Thu

一流のおぬしはどちらの「ケーブルカール」を選ぶか?

2018.08.25

今日のお題AとBどちらの
「ケーブルカール」を選ぶか?

これから9月までの3か月間、ちょっと長めの「特別夏期講習」を開催する! ワシがジムに出向いてマシントレの一流、二流を伝授してやる。いつもの筋トレがバージョンアップすること間違いなしじゃ!


[A]

ケーブルカール1
ケーブルカール2

プーリーをいちばん下にセット。ケーブルにイージーバーを取り付けて握り、半歩離れて立つ。両足を前後に開いて膝を軽く曲げ、上体を前傾させる。肘を閉じて体側で固定。肘を伸ばす。肘を曲げてバーを引き、ゆっくり戻す。


[B]

ケーブルカール3
ケーブルカール4

プーリーをいちばん下にセット。ケーブルにイージーバーを取り付けて握り、半歩離れて立つ。両足を前後に開いて膝を軽く曲げ、上体を少し後ろに傾ける。肘を閉じて体側で固定。肘を伸ばす。肘を曲げてバーを引き、ゆっくり戻す。


[A or B?]

ケーブルカールA
ケーブルカールB

jukutoukaisetsu

一流が選ぶのは
「A」じゃ!

ケーブルを使ったケーブルカールは、上腕内側の上腕二頭筋を鍛える種目。上腕二頭筋は肘を曲げるとぷっくり盛り上がり、力こぶを作ってくれる筋肉。日常生活やスポーツ動作では大きな働きは担っていないが、逞しい上腕のアイコン的存在だ。だが上体を少し後ろに傾けてカールアップすると、フィニッシュの局面で負荷が抜けて効果が落ちる。ケーブルを引っ張りながら上体をさらに後ろへ倒したり、膝の屈伸を使ってケーブルを上げたりするのは言語道断じゃ。

ケーブルを使うトレーニングの注意点に関しては、すでにプレスダウンの項目で述べた通り。フィニッシュの局面まで負荷が抜けないようにするのがポイントじゃ。一度ならず、二度も不正解だったトレーニーは、二流どころか三流と言われても仕方あるまい。ケーブルカールで負荷が抜けないようにするには、上体を前傾させるのが肝心だ。こうすれば上腕二頭筋に最後の最後まで抵抗がかかり続けるから、思ったように鍛えられる。ダンベルを用いて鍛錬する場合でも、上体をまっすぐ突っ立てるのではなく、軽く前傾させるといいじゃろう。



shitsugioutou

[質問1]

帝王切開では当時の主治医が将来ビキニを着ても目立たないようにと腹直筋の下の方を切開して手術を行いました。トレーニングを始めてみると骨盤の前傾やクランチなどの腹筋などがうまく出来ず、トレーニング3年目くらいから少しは動くようになってきましたが、まだまだ腹筋の下の方の意識がうまく出来ません。男性にお尋ねするのもどうかと思いますがよろしくお願いいたします。(Kumingさん、女性、54歳)

kao

帝王切開であろうと、その他の筋断裂であろうと、半年以上経ってもそれを補完する動作ができないというのは、おそらく取り組んでいるトレーニングに問題がある。「意識する」という言葉をトレーナーはよく使うが、こんな逃げ言葉は他にない。

意識するのではなく、「適正な動きはこう」とカラダに学習させる事が重要である。「腹筋を使う意識」などと考えず、「腹筋が使われているならこういう動作になるはず」という動作を繰り返すのじゃ。

すなわち、背中を丸める動作、体育座りからゆっくりと背中を降ろしていく動作のこと。必ずできるようになる。しかもすぐにじゃ。動作学習というキーワードでもう一度、検討してみてほしい。

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監修/清水道場(IPF代表) 
取材・文/井上健二 撮影/山城健朗 イラストレーション/more rock art all 撮影協力/シダックス カルチャーワークス フィットネス部門(問)03-3770-1425