Dec18Mon

このカラダの差はなんだ! 筋肉と基礎代謝を実測。

2017.10.03

代謝の中で最も多くエネルギーを消費しているのが基礎代謝。それを増やすには筋肉が鍵だ。

では、本当に筋肉量が多い人のほうが基礎代謝が高いのかを実際にテストしてみよう。使うのは《体組成計インナースキャンデュアル》。基礎代謝量のほか、体重、体内年齢など10もの情報で、その人のカラダの中身を教えてくれる。

まず、被験者探しだが、筋肉質な男とそうでもない男の2人が必要。それに加えて重要な条件は、年齢と体重がほとんど同じということ。同年齢で筋肉がついていれば、基礎代謝は高くなるはずだからである。

そして、諸条件を満たす2人の男が見つかった。1人は本誌717号の腹割カタログに出演してもらった、読者代表・戸高俊幸さん。もう1人は本誌編集部員の村田竜平である。どちらも体重は70kgぐらい。だが、写真を見ての通り、カラダはほとんど対照的と言っていいだろう。


読者代表|戸高俊幸(29歳)

戸高俊幸
トレーナーの仕事以外に、週3回、ジムで筋トレ。
元自衛隊員。『ロッキー3』のS・スタローンに憧れて、筋力トレーニングを開始。のめり込んでトレーナーの資格まで取り、パーソナルトレーナーに。

本誌代表|村田竜平(27歳)

村田竜平
もうね、走るのも引退。ジム通いだってや〜めた。
ターザンの編集部員。ちょくちょくページに登場するので、モデル事務所に入ろうと企んでいる様子。ランニングやジム通いも止めて、この体たらく。

戸高さんは元陸上自衛隊員で、現在はパーソナルトレーナーとして活動している。現在の暮らしは……、
「パーソナルトレーニングを行うときは、自分も一緒に動くので、それだけでも運動になります。そのうえ、週に3回はジムで、カラダを維持しています。トレーナーでお腹が出ていたら仕事は来ませんから(笑)」

また、食事にも気を使い、できるだけ決まった時間に3食摂っている。
「バランスのいい食事を心がけています。肉はできるだけ脂肪の少ない部位にするようにして、野菜や炭水化物もしっかり食べます」

一方の村田は、以前は「ターザン・トレイルズ」というトレランの定例ページを担当していた元陸上部。
「いやぁ、担当が変わって、それ以来走っていませんねぇ。しかも夏は暑いからなおさらです。冬は冬で寒くて、動くのイヤなんですけど」

食事も外食が多く、かなりの酒好きときている。さらに、仕事柄、食べる時間もまちまちである。
「夏だって食欲は、まったく落ちません。ビールもどんどん進みます」

カラダだけではなくて、生活面も対照的な2人だったのであった。
そして、いざ計測! まずは編集部代表・村田から。

村田竜平

身長:170.5cm
体重:70.7kg
BMI:24.3
体脂肪率:23.8%
除脂肪体重:51kg
基礎代謝量:1534kcal
体内年齢:32歳

除脂肪体重が51kg、基礎代謝量が1534キロカロリー。年齢の平均値より代謝が悪い。体脂肪率は23.8%で女性のような数値だし、現在27歳なのに体内年齢が32歳とは情けない。

戸高俊幸

身長:175cm
体重:70.3kg
BMI:23
体脂肪率:16.8%
除脂肪体重:55.3kg
基礎代謝量:1652kcal
体内年齢:22歳

次に戸高さん。除脂肪体重は55.3kgで基礎代謝量は1652キロカロリー。戸高さんの年齢は29歳で村田より2歳年上。なのに基礎代謝量は村田に比べて118キロカロリーも高く平均値も上回る。さらに、体内年齢は22歳である。立派! だがしかし、不満がある様子。
「前に『ターザン』に出た時は体脂肪率は8.9%だったんですよね」

計測の結果は出た。やはり同じ体重なら、除脂肪体重が重く、筋肉量が多いほど基礎代謝は高い。そして、引き締まったカラダになれるのだ。


『Tarzan』727号を読めば、基礎代謝の仕組みがよくわかる!


Tarzan No. 727 上げろ! 「代謝力」 掲載 〉
取材・文/鈴木一朗 撮影/山城健朗 監修/霜田幸雄(『代謝ガイドブック』著者)