Feb22Thu

十人十色の暑さ対策。3人のハイパフォーマーが秘密を公開。

2017.08.29

季節に関係なく仕事で結果を残す人は、暑さにどう向かっているのか。そのコツと、欠かせないアイテムを一気に公開!


File 1吉田たかよしさん
(医学博士)

吉田たかよし

学生時代、デスバレー(米)でキャンプし、気温46℃の中、トレッキングで谷底に下りたらスニーカーの靴底が溶けた。熱中症を発症し痙攣、意識もうろうで帰途を上った。

「死ぬかと思いました。いまはエアコンの効いた屋内から1回5分ほど外に出て、夏の暑さを利用した無料の天然サウナでヒートショックプロテイン産生を目指しつつ、血液循環・代謝アップを心がけています。また、排熱効果の高いカレーにはアミノ酸を入れていただきます」。

吉田たかよし
暑い日にはエアコンの効いた室内で卓球の壁打ちを。
吉田たかよし
首に巻いているのは東大の保坂教授と共同研究中のネッククーラー。血液が脳に届く直前に頸動脈のところで冷やし、脳をクールダウンする狙い。

●よしだ・たかよし 〈本郷赤門前クリニック〉院長。灘中・高を経て東京大学大学院修了。公務員試験に合格するも、NHKアナウンサーに。北里大学に進み医師免許取得。



File 2レーサー鹿島さん
(レーシングドライバー、マルチプロデューサー)

レーサー鹿島

耐久レースにデビューしたころ、用意されたドリンクをスタート前に飲み干してしまい、50℃以上の車内でドリンクなしで2時間格闘。

「終盤は脱水症状で気が遠くなりました。夏場のレースは年々過酷になっているので今年から八重山諸島で自主トレを始めました。流木や岩を使い自分専用のトレーニングスペースを作って。夏を先取りした炎天下のトレーニング効果は絶大です!」。

“大きなストーブを抱えて走る”ような大型バイクでも心身を鍛える。

レーサー鹿島
レース中は《クールスーツ》をレーシングスーツの下に。冷却水が縦横に循環する。
レーサー鹿島
夏を乗り切るスタミナカレーにはゴーヤ、パプリカ、オクラなど緑黄色野菜がどっさり入る。

●れーさー・かしま 大学在学中にレースデビュー。2001年以降ロサンゼルスを拠点にINDYライツなどに参戦。さまざまなメディアでモータースポーツの魅力を語る。



File 3川本高透さん
(消防士、パーソナルトレーナー)

川本高透

喉が渇く前からローディングする水には電解質バランスのよいヌチマース(沖縄の塩)を入れる。

「血中のアミノ酸濃度を高く保てるよう、食事とプロテインやBCAAをはじめビタミン、ミネラルのサプリメントを計画的に摂ります」。

自宅ではもちろん、トレーニングや外出の際も肌身離さず携行する。

「夏は塩分のある料理も積極的に摂るし、好きな焼き肉をしっかり食べて、タンパク質だけでなく脂質もちゃんと補充しています」。

川本高透
摂取しているサプリメント。
川本高透
実火災訓練は木材を燃焼させ約300℃の室内環境を作り、自分にできる救助活動や消火活動の限界を知るのが目的。「防火衣の内側で汗が高温の湯に感じました。これが一番熱かった!」。

●かわもと・たかゆき 横須賀海軍基地でのライフガードを経て、厚木航空基地勤務。2014年『ベストボディ・ジャパン』全国大会4位。「実は軽い重量で鍛えています」。



まだまだ続く残暑! 『Tarzan』725号では、全9人のハイパフォーマーが暑さを乗り切るコツを大公開!


Tarzan No.725 痩せ式 掲載 〉
取材・文/廣松正浩 イラストレーション/Seiji Matsumoto