May26Sat

最近、性欲がなくってと諦める前に。テストステロン減少、食い止め計画発令!

2017.08.15

初めて夢精したのは14歳の春。女性のカラダがどうなってるのか気になって、やけにポルノに敏感になり、『タモリ倶楽部』のお尻ダンスでよく鼻血を出したっけ。

それはすべて精巣から分泌される男性ホルモンの代表格、テストステロンの働きによるもの。思春期から成人になるまでの間、テストステロンの分泌量は噴水のごとく一直線に上昇する。その作用で、男らしいカラダつきになっていくのだが、性欲をドライブしているのもまた、このテストステロンにほかならない。

ちなみに、女性の場合も同様で、こちらは卵巣と副腎で作られるテストステロンが性欲をコントロールしている。

ところが悲しいかな、その他のホルモンと同様に、男性のテストステロンの分泌量は20代をピークにその後下降の一途を辿る。この宿命から逃れることはできないが、あたら若い時期にテストステロン量がぐっと減り、仕事にもセックスにも気力が持てない男性が少なくない。

どうせ減っていくとはいうものの、右肩下がりの下降カーブを少しでも緩くして人生をエンジョイしたいもの。この方向性に異議のある男子は一人とているまい。日常でそれを実現するヒントはいくつもあるのだ。それでは、テストステロン下降緩和計画を始めよう。


褒め言葉

パートナーや上司からの「褒め言葉」がカンフル剤に。

金融街で働くトレーダーのテストステロン値を調べたところ、儲けが出た日は有意に数値が高かったという研究報告がある。そう、テストステロンの別名は「勝利のホルモン」。賭け事に勝ったり、社会的に成功したり、欲しいものを手に入れたり、新しいことに意欲的に取り組んだりするときには脳幹からドーパミンという神経伝達物質が分泌される。その分泌を促すのがテストステロンなのだ。勝つばかりでなく褒められることでもテストステロン値は簡単にアップする。男性はみな褒めて伸びるタイプといってもいい。女性は周囲の男性をどんどん褒めてすくすく育てよう。



ネバネバ食材

「ネバネバ食材」のパワーでタンパク質吸収効率増。

納豆にオクラにモロヘイヤに山芋、いわゆるネバネバ食品に含まれているムチン。この物質はタンパク質の吸収をサポートする。コレステロールという脂質からテストステロンは合成されるが、その変換に必要なのはタンパク質由来の酵素。よってネバネバ食材は積極的に食すべし。



亜鉛

「亜鉛」の補給が肝心だ。寿司屋では貝類を狙え!

毛髪の亜鉛の濃度が高い男性はテストステロンの活性度が高いことが分かっている。因果関係は不明だが、おそらく亜鉛が精巣の機能をサポートしているのではないかという話。ならば亜鉛、摂っておくに越したことはない。おすすめは貝類。なかでも牡蠣は2粒で1日の亜鉛必要量が賄える。



見た目

「見た目」が若けりゃ精巣のイキもいいのだ。

テストステロンを生成分泌している精巣は、活性酸素による酸化の影響を受けやすい。ストレス、紫外線、タバコ、過度な運動などで発生した活性酸素が精巣の機能低下を促してしまうのだ。ビタミンA、C、E、各種ポリフェノールを含む抗酸化食材を摂取し、アンチエイジングと精巣保護を。


テストステロンの下降を食い止める秘策はまだまだある! 『Tarzan』724号をチェック!


Tarzan No. 724 【新編】性(SEX)學 掲載 〉
取材・文/石飛カノ イラストレーション/三上数馬 取材協力/久末伸一(千葉西総合病院泌尿器科)