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香川真司(プロサッカー選手)×AYA(クロスフィットトレーナー) 私たちが教えます、太らないカラダの作り方。

2018.09.14

究極の“太らないカラダ”を持つ2人が緊急対談! トレーニングと食事管理、トップレベルのコントロール術とはいかに?

AYA:アスリートでも一般の方でも、目的はどうであれカラダを変えたいなら、まずは運動が欠かせませんよね。香川選手は2018FIFAワールドカップロシアに向けて、どのようなトレーニングを重ねてきたのですか?

香川真司(以下、香川):僕のストロングポイントであるステップワークや俊敏性を意識しながら、2014年以降はトレーニングをしていました。

AYA:単なる筋トレではなく、動きを良くするファンクショナルトレですね。

香川:筋肉をいくらつけても使えないと世界では戦えないし、つけすぎると強みであるステップの速さや前に出るスピードが落ちる。僕のポジションは真ん中ですから、動きが少しでも悪いとボールを失ってチームが危険な状況に陥ってしまう。だからカラダをきちんと連動させて動かせるように鍛えてきました。

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AYA:4年も先の大舞台に向けてトレーニングを続けるのは大変ですよね。

香川:地味な動きを毎日のように繰り返すことも多いので、疲れが抜けていないとやりたくない日もあります。そこでやる気をうまく引き出してくれるのは、AYAさんのようなトレーナーの力です。

AYA:厳しくなればなるほど、トレーニングは一人では乗り越えられません。

香川:かといってつねに咤激励するわけではなく、プライベートでは他愛のない話に付き合ってリラックスさせてくれる。そういうメリハリがあるから、4年先に向けて頑張れたのだと思います。

AYA:私たちトレーナーにもっとも求められるのは、クライアントのモチベーションを引き出すこと。大事なのは目標設定です。人間は誰しも目標なしでは上を目指せないし、生きていて楽しくない。だからクライアントには鍛える目的を定めてもらうことから始めます。

香川:AYAさんのクロスフィットのクライアントにはどんな方が多いの?

AYA:最近増えているのはビジネスパーソン。早朝7時からのクラスに出て、そのままスーツに着替えて仕事に向かうエグゼクティブも多いですね。

香川真司
香川真司
●かがわ・しんじ 1989年生まれ。プロサッカー選手。ブンデスリーガ・ボルシア・ドルトムント所属。セレッソ大阪、マンチェスター・ユナイテッドでもプレーした。ロシアW杯では日本代表の10番を付けて躍動し、グループリーグ突破に貢献。

香川:彼らが鍛える狙いはどこに?

AYA:体型を整えて太らないように鍛える方が目立ちますね。太ったエグゼクティブってサマにならないから(笑)。彼らには食事の重要性も必ず伝えます。カラダの土台を作るのは食事。鍛えるのは週2〜3回でも、食事は毎日3回摂るので食事管理はマストです。継続できないと意味がないので、シンプルで続けやすいメニュー提案もしています。

香川:パフォーマンスを高めるためにも食事は大切。僕も日本からシェフをドイツまで呼び、栄養管理された彼の料理を食べるようになってから体重のバラツキがなくなり、動きにも切れが出てきた。好きなものを食べて息抜きする必要もあるから、お昼だけは僕の大好きなうどんですけど(笑)。若い日本人選手が海外移籍するなら、今後はトレーナーだけじゃなくシェフも帯同すべきだと思う。

トレーニングは人生に良い影響しか与えない。

AYA:スポーツには心技体という3つの要素がありますが、なかでも香川選手が重視しているのはどこですか?

香川:非常に難しい質問ですね。どれも大切ですが、やはり心のあり方かな。メンタリティがしっかりしてないと技術もついてこないし、緊張するとカラダが固まって動きが悪くなる。僕はメンタルが全然強くないので、自分の心理をどうコントロールするかは大きなテーマです。

AYA:メンタルが弱い? それは絶対ない! 相手チームの選手にあれだけ囲まれても動じず、堂々とプレーしていて。

香川:いや、そうでもない。僕もネガティブになるし、ミスを異様に怖がるところもある。そういう自分が嫌になる瞬間も多々あります。サッカーでは90分間のなかで厳しい時間帯、うまくいかない時間帯が必ず訪れます。そこでネガティブにならずに逆境を跳ね返すメンタルの強さもトップレベルでは求められている。ただ心技体は互いに影響しているので、カラダを鍛えると自信になり、心の強さにつながる部分はありますね。

AYA
AYA
●あや 1984年生まれ。クロスフィットトレーナー、Reebok ブランドアンバサダー。Reebok Cross Fit Heart & Beautyでタレントやモデルなどを指導。『AYAごはん 美筋をつくる最後のひと押し!』(KADOKAWA)も好評。

AYA:ワークアウトした後は達成感があり、続けていると自信に変わる。それがライフスタイルを良くしたり、仕事にプラスの効果を与えたりしてくれる。運動している人でポジティブじゃない人、私は見たことがない。運動はすべての面で良い影響しか及ぼしません。

香川:スポーツの世界でも練習は決して裏切らないとよく言います。

AYA:シャイで初めは挨拶すら満足にできなかった人がワークアウトを続けるうちにどんどん積極的になり、トライアスロンに挑戦するまでに変貌する姿をたくさん見ている。運動が衣食住と同じように当たり前になって日本が総フィットネス化したら、一人ひとりが太らない体質になるだけじゃなく、日本という国がもっと明るく前向きになると思う。

香川:トレーニングをする人がもっと増えるように二人で頑張りましょう!


キタエル クロスフィット 虎ノ門

キタエル クロスフィット 虎ノ門
リーボックが初めて総合プロデュースするフィットネスジム。ビジネスパーソンを対象にクロスフィット、レズミルズ、スパルタンレースなどのプログラムを用意。AYAさんと連携した“AYA’s Boot Camp”も展開。https://kitaeru.net/

Tarzan749号では、二度と太らないための実践的メソッドを6つのカテゴリーから紹介!


Tarzan No. 749 二度と太らない!掲載 〉
取材・文/井上健二 撮影/山城健朗