Apr20Fri

ハードなトレーニングで3階級制覇。武尊さんの“パンチ筋”を見よ!

2018.04.10

スパーリング、腕立て、懸垂で“パンチ筋”を強化。

格闘家にとって重要なのは筋肥大より機能性の高い筋肉を養うこと。いかに動けるカラダを作れるかが勝敗のカギを握る。

「ここ触ってもらったら分かると思うんですけど、あんまり人にない筋肉がついてるんです」

脇の下から背中にかけての部分を触らせてもらうと、ボコッと膨らんだ硬いコブが。なんじゃこりゃ!?

「パンチを打つ動きでつく筋肉です。何年も打ち続けているうちに自然にこうなりました。ハードパンチャーの格闘家はみんなこの筋肉、ついてますよ」

武尊3
これが脇の下から背中にかけての“パンチ筋”。広背筋上部が横に張り出してます。

むむ、言ってみればパンチ筋。日々のトレーニングでも、このパンチ筋の強化に努めていると言う。

「腕立て伏せをするときもゆっくりやるんじゃなく、両手で一気にパンと床を押してカラダを引き上げるやり方。そういう動きだと脇の下から背中にかけての筋肉を使うんです。それと、パンチを打つときは逆の手を思いっきり引くんですが、その引く力を鍛えるために懸垂も有効です。キツくなるまでやるんで回数は決めてないですけど、30〜50回くらいですかね」

武尊1

さらに、パンチの衝撃に耐えるためには腹筋も重要。スパーリングなどの実戦練習で腹筋に力を入れるタイミングをカラダで覚える。

「といっても、基本の腹筋がないと力を入れても耐えられません。僕は暇さえあれば腹筋してます。家でもスマホ触りながらとか(笑)」

食事でのカラダづくりにも余念なし。今年は1階級上げての試合に臨むため食事量も増やした。

「牛のヒレ肉をいっぱい冷凍庫に詰め込んで、毎日解凍して食べてます。牛肉以外にも、鶏の胸肉、豚肉、カツオ、疲労回復に繋がるものはなんでも積極的に摂ります」

クレバーな格闘家はトレーニングと食事で今日もカラダと対話中。


武尊2
〈 BODY DATA 〉
体重 67kg
体脂肪率 9%

K-1ファイター
武尊
●たける 2011年にプロデビュー。“ナチュラル・ボーン・クラッシャー”の異名でスーパーバンタム級、フェザー級の2階級を制覇。今年3月にはスーパーフェザー級王座トーナメントに勝利し、史上初の3階級王者に。


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Tarzan No. 739 筋肥大のひみつ 掲載 〉
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 撮影協力/K-1ジム相模大野クレスト