Aug17Fri

[スナック太亜残 ジムの使い方]ジムでこれやったらアカン! 筋トレ通のママがお説教。

2017.12.22

〈スナック太亜残〉はトレーニーの溜まり場。夜な夜な繰り広げられる、筋トレ談義。今宵の談論風発ネタは「ジムの使い方」。

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スナック太亜残 ママ
水商売歴26年、スナックを経営。健康目的で始めたジム通い歴25年。着物の帯を解けば6パック。


ママで〜っす、どうも〜。「なんでママがジムやねん」? 何の偏見や! 水商売も健康第一。晴れの日も風の日もお客さんをお出迎えする。身も心もタフやないと務まらんのよ。

ただ、自分が経営する側の人間やからかな。ジムに通てると、利用者側の言動が気になって。快適な環境を整えてくれるスタッフへの振る舞いもそう。要領分かってへんジム初心者には、同情もするし。

同じ目的の他人がおる点こそ、ジムの本質であり自宅トレとの一番の違いちゃう? 公共の場という大前提を踏まえてるか否か。ジム通いをする目的がブレてへんか否か。この2点を押さえてるかどうかで、成果も変わるような気ぃする。

訥々と語ってるけど、腹の底で暴れん坊のママが疼き出してる。暴言でお目汚ししても大目に見てや★



【マシンの扱い方の話題】

「殿様ちゃうねん、鍛えに来るんならそのくらい自分でやり!」

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ワタシ、ジムのスタッフが気の毒なときがあるわ。お金払うにしても “お客様”の立場に胡座かいてる人、ちょっと多いんちゃう?

お客様を観察してたらベンチプレスのプレート一つも自分で替えへん。2つあるうちの片側をスタッフが交換してても棒立ちや。付け替えたことがなくて、やり方が分からん? 聞いたら、きっと教えてくれるデ。見よう見まねでもええネン。自発的に動くんが大事。

なんでか? 自ら動けば、結果的にトレーニングのモチベーションにつながるから。それに尽きるわ。ジムには動きに来てるわけヤン? 自分がトレーニングに使うマシンは、やっぱり自分で触れてみる。自分一人で使えるようになったら、きっとトレーニングの幅も広がるし、同時に意識も高まる。

プレートの付け替えに限らず、心配りもスタッフはプロ。トレーニーが付け替えへんからといって、きっと嫌な顔はせえへん。「それ、自分でやる人もいますよ」なんて、事実でもまさか言わへんヨ。



【音に関するエチケットの話題】

「ハイ、その声演技! 出てもうた声とちゃうのはバレバレ」

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「ファイト一発」に対する潜在的な憧れやろか。「うおぉぉお」「どりゃあぁぁ」ってトレーニング中に雄叫ぶ人ら。あの〜、ここ崖とか吊り橋ちゃうで〜。ジムジム。他人の目を意識してるのが見え見えやからやろね……サブい。

あとは“シャウティング効果”狙いと思われるトレーニー。いっぺん「ウォーー」て叫ぶ人の声にガマンならず、「声量下げて」と言うたら「あ、すみません」って、雄叫びの途中で普通の声や。なんや普通でできるやん。

それと、マシンや道具を使てるときの音ネ。ベンチプレスとスクワットラックをがしゃがしゃに使たり、ラットプルダウンをドシャンと下ろす、アレ。あと多いんがバーベル落とす人。ウェイトリフティングの選手がバーベルを落とすのは、ゆっくり落とすと肩が持ってかれるほどの重量やからヤデ。

で、ここはプロの競技場やなくてジム。公共の場で大きい音を出さへんのがマナー……って大の大人に説教してる。手焼けるなぁ。



【マシンを独占する人の話題】

「どっこいしょ〜って、マシンで休憩はアキマセン!!」

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インターバル中にマシンに座り込む人は、ええ度胸してはるわ。「やっとこのマシン使える」「一回離れたらまた使えんやろし」。そういう思いから独占欲が働くんかなぁ。

ジムの器具は本来交代で使うモノ。それが大前提やね。あくまでもジムは公共の場、皆のモン。

「これ次使いたい人いてますか」と呼びかけても、「はい」とはなかなか誰も言わんはず。ワタシはメニューを1セットこなしたら立つんがマイルール。特に疲れてなくてもネ。ストレッチしつつ、マシン周辺で休む。「使ってええで」と暗示してるつもり。そら、もう少しやりたいデ。誰も来んかったらまた使う。それだけの話。

誰かが来たと思えば3〜4セットと続けはる人は、まぁね……。「不平等!」と言えへんのは日本人の業やろか。この間ジムで、マシン使てる人に対して、欧米人がさら〜っと言ってた。「代わってくれないか?」「交代でやろうぜ」。言われた人もびっくりしつつ「OK」と。それええわ〜!ってママ感動したな〜。こんなマインドでやれたら、イザコザもなく、お互いトレーニングに集中できそうヤン。遠慮や譲り合いより、ずっとハッピーやと感じひん?


まだまだ厳しくママがお説教! 続きは『Tarzan』732号でチェック!


Tarzan No.732 下半身テッパン筋トレ50 掲載 〉
取材・文/門上奈央 イラストレーション/矢田勝美 取材協力/清水 忍(インストラクションズ)