Dec18Mon

特別編 [ 世界の持久力 ]

2017.10.19
ウルトラトレイル・デュ・モンブラン
ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)
フランス南東部のシャモニ・モンブランをスタート・ゴールとする、毎年8月に開催される世界最高峰のトレイルレース。フランス、イタリア、スイスにまたがる累積標高差9889mの山岳コースに各国のトップランナーが集い、171kmの距離で争う。「世界一過酷で、世界一美しいトレイルレース」とも言われる。2009年に鏑木毅選手が3位に入賞し、日本におけるトレイルラン・ブームに火がついた。
撮影/藤巻 翔

トランスジャパンアルプスレース
トランスジャパンアルプスレース(TJAR)
日本海の富山湾から北アルプス、中央アルプス、南アルプスという日本を代表する3つの山岳地帯を越え、太平洋の駿河湾まで。およそ415kmの距離を8日以内に踏破する日本横断レース。累積標高差は2万6662mにも及び、トレイルレースの中でも最も過酷な部類に相当。山小屋での宿泊禁止や指定地でのテント泊を行うなど厳格なルールがある。2年おきに開催されており、次回は2018年開催予定。
撮影/藤巻 翔

奄美大島チャレンジサイクリング240K
奄美大島チャレンジサイクリング240K
鹿児島県奄美市をスタート・ゴールとし、奄美大島を一周。240kmを13時間以内で走破する日本最長の1DAYサイクリングレース。小刻みに続くアップダウン、入り組んだ海岸線、ループ橋を下ったり山岳地帯に入ったりとバラエティに富んだコースが特徴。今年は12月10日に開催予定で、他に160km、90km、50kmコースも(全レース受け付け終了)。このレースを一年の締めにするサイクリストも多い。
写真提供/滝川次郎(パワースポーツ)

トルデジアン
トルデジアン
モンブラン、マッターホルンなどの名峰を望むイタリア北西部。フランス、スイス国境に面した山岳地帯で行われるウルトラトレイルレース。名称は「巨人の旅」を意味し、最高標高3300m、累積標高差2万4000m、全長は330kmとなる。これを150時間以内に走破する。参加条件は20歳以上と門戸が広く、日本人の参加も多い。超ロングコースのため、体力はもちろん高いペース配分能力も問われる。
撮影/藤巻 翔

ウルトラトレイル・マウントフジ
ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)
日本初の100マイルトレイルレース。2012年にUTMBの姉妹大会としてスタートし、ウルトラトレイル・ワールドツアーのひとつにも数えられる。例年9月に開催され、富士山を反時計回りに一周するコースが名物だったが、毎年悪天候に見舞われることから2017年度は開催が見送られた。コース見直しのうえ、2018年4月27日〜29日の開催が決定している。制限時間は46時間。©NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部
撮影/藤巻 翔

ハードロック100マイルエンデュランスラン
ハードロック100マイルエンデュランスラン
アメリカには150を超える100マイルレースが存在するが、なかでも最も過酷と言われるのがコロラド州のサン・フアン山脈を舞台に、シルバートンをスタート・ゴールとして毎年7月に繰り広げられるこの山岳レース。平均標高3300m、最高地点4280m、累積獲得高度は1万360mにも及び、制限時間は48時間。出場者は抽選で140人に絞られており、2014年には鏑木毅選手が出場。6位で完走している。
撮影/藤巻 翔

●ふじまき・しょう マウンテンランニングを中心にさまざまなアウトドアシーンを撮影するフォトグラファー。UTMFのオフィシャルフォトグラファーを務め、UTMB、トルデジアンなど国内外の大会も撮影している。

●たきかわ・じろう グッズ販売を行う〈パワースポーツ〉の代表。自らもトレイルランや自転車ロードレースに出場するアスリート。同じ年にUTMBエイジ表彰台とアイアンマンハワイに出場するのが現在の夢。


Tarzan No.728 走る、燃やす、強くなる! 持久力UP! 掲載 〉
取材・文/黒田 創