Jun25Mon

63歳でもアクションを可能にするジャッキー流トレーニング!

2017.09.21

この新作『スキップ・トレース』は、僕が演じる香港の刑事が、アメリカ人の詐欺師とともにロシアやモンゴル、中国を駆け巡る作品。20年以上温めて、企画が実現したんだ。久しぶりのバディ(相棒)ムービーだね。

ロシアでのマトリョーシカを使ったアクションは、もちろん僕のアイデア。現地の名産品を使ったアクションは、これまでの作品でも何度かやっている。ただ今回は、初めて命の危険を経験した。川をイカダで下るシーンで僕が水中に落とされるが、予想以上の急流でイカダがどんどん下流に進み、必死に泳いでも追いつけない。本気で溺れて死ぬかと思ったよ。監督は「すばらしくリアルな演技だった」と誉めてくれたけど(笑)。

ジャッキー・チェン

5年前の『ライジング・ドラゴン』の頃に、僕は「そろそろ過激なアクションはやめようかな」と発言をしたが、今は自分の肉体に合わせて動き続けようと考えている。ストーリー上で必要だけど、絶対に不可能なアクションはスタントマンに協力してもらう。でも、まだまだカラダは動くから、できる限り自分でやらないと、サボリ癖がついてしまうと思うんだ。

ジャッキー・チェン

よくトレーニングを続ける秘訣を聞かれるけど、日常生活で、いつでも、どこでもできるんじゃないかな? 椅子に座っていても、肘掛けを両手でつかんでカラダを持ち上げることができる。エレベーターに乗らず、階段を使うことも大切。いくらジムに通っても、車やエレベーターに頼ったら本末転倒だろう。30分パソコンを使ったら、30分歩くとか、自分で決めて実行すればいいのさ。

ジャッキー・チェン

現在の63歳まで僕がこうして仕事を続けられたのは、日々やるべきことをこなし、そのひとつひとつが評価されてきたから。どんな職業でもこれは共通の過程じゃないかな。もちろん僕には多くの日本のファンからの応援が支えになっている。そんな皆さんへの新しいプレゼントとして、この『スキップ・トレース』を受け取ってもらえたら、最高の幸せだね!

ジャッキー・チェン


『スキップ・トレース』
ロシア→香港の過激な旅にはジャッキー映画の魅力が満載!
香港警察の刑事ベニー・チャンが、アメリカ人詐欺師のコナーをロシアで逮捕するも、彼らはなぜか闇の組織に狙われる。ロシアから香港へ戻るまでの二人の攻防を、過激なアクションや各地のユニークな風習を織り交ぜながら展開。コナー役ジョニー・ノックスヴィルとの凸凹コンビぶりも爆笑を誘い、王道のジャッキー映画となった。skiptrace-movie.jp/

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取材・文/斉藤博昭