Jun25Mon

4年後は北京!? チーム・ターザン カーリング体験記。

2018.06.12

平昌五輪でのカーリング女子の銅メダル獲得を契機に、にわかファンが急増中と噂のカーリング。その魅力を探るために、編集部を中心に男女4人の素人集団でチーム・ターザンを急遽結成! 初体験してきた。

article_20180612_742_jungle-gym_img1

訪れたのは神奈川県相模原市のスケートリンク〈銀河アリーナ〉。冬季に月3〜4回ほど、2時間1000円の体験教室が開かれる。道具は全部貸してもらえるから、スウェットのような服、インドア用スポーツシューズ、手袋、帽子と、ジムに行くような格好でOK。

まずは豆知識。カーリングは各4人で構成される2チームの対抗戦。ストーンと呼ばれる取っ手付きの石を約40m先の円(ハウス)目がけて滑らせる。1人2投ずつ計8個投げ、ハウスの中心にいかにストーンを近づけるかを競う。

体験教室では氷上の安全な移動方法などの基礎をささっと終えたら、すぐにストーンを投げさせてくれる。腸腰筋ストレッチのような低い姿勢を取り、ハックと呼ばれる蹴り台を軸足で蹴ってストーンと一緒に滑り、狙いを定めてリリース! でも初めはまっすぐ蹴り出せないし、リリースと同時に転んだりして狙いを大きく外す。

article_20180612_742_jungle-gym_img2

「体幹がしっかりしないと安定して投げられません」と教えてくれたのは指導担当のダンディな紳士、相模原市スケート協会の阿部山勝弘さん。やっぱ体幹かぁ。

article_20180612_742_jungle-gym_img3

何度か練習するうちに4人とも5mほど先のストーンに当たるようになる。5分程度の休憩後は後半戦。2人ずつ2チームに分かれてミニゲームを行う。狙った場所に投げるスキルのみならず、中心に近い相手のストーンをどう弾き出すかなどの細かい戦略が必要で「氷上のチェス」という異名に納得。最後に氷をブラシで擦って滑りを良くし、ストーンの動きを調整するスイーピングも体験。なかなかの力仕事で、10エンド戦う本番では延べ2kmも擦り続ける重労働。「腹筋も鍛えられるし、これだけで痩せます」という阿部山さんの言葉に一同頷く。最初は肌寒かったが、途中熱が入って上着を脱ぐほど白熱。2時間はあっという間だった。

article_20180612_742_jungle-gym_img4

取材日のリンクは50人ほどの参加者で大混雑。冬季五輪直後はプチブームで混むそうだが、翌年は10分の1になるとか。競技者は全国に約3000人だけ。にわかファンで終わらず鍛錬し続ければ、次の北京冬季五輪が狙えるかもよ。


Tarzan No.742 最強の“肉食” 掲載 〉
取材・文/井上健二 撮影/石原敦志 取材協力/淵野辺公園銀河アリーナ