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ウィルソン・キプサング VS 青山学院のスピード勝負! in 外苑

2018.03.04

箱根路を制したランナーたちと、「2時間3分台の男」が真剣勝負! 1月21日、東京・明治神宮外苑で開催された『adizero SPEED SUMMIT 2018』。〈アディダス〉のランニングシューズ《アディゼロ》新シリーズの体験イベントで、箱根駅伝4連覇を成し遂げた青山学院大学陸上競技部のメンバーと、昨年の東京マラソンを日本のレース初、自身4度目となる2時間3分台で優勝したウィルソン・キプサング選手が真冬の東京のど真ん中を颯爽と駆け抜けた。

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Wilson Kipsang
●ウィルソン・キプサング 1982年ケニア生まれ。2013年ベルリンマラソンで2時間3分23秒の世界新記録(当時)を達成。昨年の東京マラソンは2時間3分58秒で制し、人類史上初の4度目となる2時間3分台をマークしている。

このイベントは「自分の限界を超えろ。」がコンセプト。参加者のレベル別に5つのカテゴリーが設けられており、最も遅いレベル1でも3kmのコースを15分、つまりキロ5分以内で走らなければならない。しかも1.5kmと2.5km地点にゲートが設けられ、規定内に通過しないと失格という結構なガチっぷり。キプサング選手と青学陸上部の面々は、最も速いレベル5の3kmを9分、つまりキロ3分ペースのカテゴリーにペースメーカーとして参加したのだ。

スタート&ゴールは絵画館前で、銀杏の木が立ち並ぶ有名な並木道を折り返して戻る、一周1.5kmのコースを2周する形で行われた。参加する多くの市民ランナーや、偶然通りかかったギャラリーが見守るなか、ハイレベルの走りが繰り広げられることとなったのである。

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いくらキプサング選手といっても、イベントだし、流して走るんでしょ? と思ったアナタ、それはとんでもない間違いだ。キプサング選手はスタートからとにかく速い。速いったらない。そこに青学の選手たちも必死に食らいついていくから、猛スピードの集団が一瞬にして目の前を通り過ぎていく。3kmの短距離だからこそ、とも言えるが、こんなガチンコ走は滅多に見られるものじゃない。

「普通は速度が落ちる曲がり角でもキプサング選手は加速していた。そこで周りのランナーと差をつけるんですね」と青学の林奎介選手も感想を述べていたが、カーブや曲がり角のコーナリングがまた凄くて、一瞬たりとも躊躇することなくスピードアップしていくのだ。「世界最速に最も近い男」の凄さを多くの人が体感したことだろう。

結果、最速集団は3kmを8分7秒でゴール。「今回はスピードセッションとして捉えている。学生たちと一緒に走れてよかったよ」とコメントしたキプサング選手。その走りに、青学の選手たちも大いに影響を受けたことだろう。目指せ5連覇!

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キプサング選手と青学大メンバーは3kmを8分強で疾走! キロ2分45秒を切るペースは凄いとしか言いようがなく、参加したランナーもギャラリーも圧倒的な走りを目の当たりにして口ポカン状態。ゴール後もう1周走ろうとするハプニングも。
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編集ワタベと筆者クロダも参加。制限タイムキロ5分以内という、運動不足気味の2人にはややキツいペースながら何とかリミット以内にゴール。これもシューズのおかげ?
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キプサング選手が履いているのは《adidas adizero sub2》。フルを走ってもヘタらないBOOSTに、「軽すぎない軽さ」を追求した一足。3月16日発売予定。18,000円。(問)アディダスグループ(TEL)0570・033・033。

Tarzan No. 736 やっては、いけない! 掲載 〉
取材・文/黒田 創 撮影/藤藪悠記