Dec18Mon

Apple Watch Series 3 コレが使いたい!

2017.11.19

やっと出た!と感じている方も多いだろう。携帯電話と同様に単独で通話・通信可能な《Apple Watch Series 3》が発売された。腕時計で電話なんてしない、と思うなかれ。これはスポーツ向けウェアラブルデバイスの究極進化形と言っても過言ではない。

通信機能が備わったことで大きく変わるのは、単独でランニングやウォーキングに出かけられる点。《Series 2》でもGPSを使ってのワークアウト記録はできた。だが、緊急電話やメールなどに備え、iPhoneをスポーツ用のポーチに入れるか、ポケットに入れたまま行動しなければならず、動きも制限されてきたが、煩わしさの全てから解放される時が来た。

さらに、高度計が付いたことは特に見逃せない。トレランや山登りといったハードなトレーニングはもちろん、日常での階段昇降でも高低差を出せるようになり、より正確なワークアウトが計測可能になったのだ。

しかし、これだけ小さなデバイスでも正確に高度を取れるのだろうか。編集部のガジェットオタク・オガタは東京都港区の愛宕神社にある長い石段、通称「出世の階段」を上って実験した。

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実験中は両手にApple Watchをつけて「出世の階段」全86段を駆け上る! これできっと昇進まちがいなし!?

その結果が下の画面。iPhoneの電源を切っていたのに、Series 3では獲得標高を表示している。出世の階段は86段。約18mなので誤差1m前後とほぼ正確な高さだ。これなら十分実用に耐えるだろう。

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iPhoneなしで獲得標高を表示。心拍測定もより正確に。荷物を軽くしたいトレランなどで活躍間違いなし。

電池持ちの改善も見逃せない。普通の使い方で、実測で2日以上持つようになったバッテリーはワークアウトモードでも実力を発揮。アイアンマンのような、長い時間動き続けなければいけないスポーツ中も電池切れに怯えなくて済むし、ワークアウト間の計測種目の切り替えが簡単で、それらを合算して、結果を教えてくれる。

それでもなお、専用機のほうが使い勝手がいいと言う人もいる。それは否定しないが、覚えておいてほしい。それらではカバーしきれない、無数のアプリが実装され、あなた色にカスタマイズできる。そう、コンパクトなiPhoneが腕にあると思えば、どちらが便利かは使用せずとも明らかだ。



Apple Watch Series 3
38と42mmの2サイズ、アルミとステンレスの2素材。GPSモデル36,800円〜、GPS+Cellularモデル45,800円〜。通信にはキャリアとの契約が必要(ドコモ、au、Softbankの3キャリアのみ、350円〜500円)。


Tarzan No. 730 7つの鍵で開く、睡眠の門 掲載 〉
取材・文・実測/緒方太郎 ※すべてiPhone 8で撮影。