Aug15Wed

MITSUBISHI DELICA D:5 drive to 日原鍾乳洞&奥多摩

2018.07.22

東京の“秘境”を踏破するには、馬力もあって小回りも利く、“ギア”のような一台がいい。

東京にこんなスポットがあったのか! パラパラとめくっていたガイドブックに載っていた、ファンタジックに光り輝く鍾乳洞に目を奪われる。日原鍾乳洞? 場所は奥多摩? 梅雨が明けたら風を切ってドライブする目的地として最高じゃないか。

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ならば、三菱自動車のデリカD:5がいい。ぬかるみも難なく抜けて、河原の砂利道も何のその。さまざまな機能が搭載されたアウトドアギアのような一台だ。デリカはアウトドア文化が日本に入ってきた1968年に誕生。以降、“デリバリーカー”を略してデリカの名とともに日本の野山を駆け巡ってきた。今年は50周年で特別仕様車ジャスパーも発売されたばかりとタイミングも最高。

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目的地へ向けて意気揚々と走り出す。都心から青梅を越え、幅の狭くなった山道に少し緊張したけど、見た目以上にコンパクトかつ小回りが利き、コーナリングもスムーズ。心地よく響きわたるブロロという排気音をBGMに夢中でドライブしていると、山小屋のような喫茶店〈喫茶 山鳩〉を発見! 

喫茶 山鳩

コクのあるハヤシライスをいただきながら、野鳥を眺めてひと休み。奥多摩駅を越えて、日原街道に差し掛かるとさらに道は狭くなる。それでもデリカはスイスイ進む。やがて、切り立った岩壁があり、まるでヨセミテのよう!すぐ側が日原鍾乳洞、ってここは本当に東京!?

山岳信仰の拠点だった日原鍾乳洞は、全長800mと途方もなく奥深い。しかも、仄暗い洞内には心許ない灯りが点々とつくのみ。秘宝を探すインディ・ジョーンズ気分が盛り上がる。

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そして、最奥部には“聖櫃(アーク)”ならぬ、ライトアップされた鍾乳洞の大広間が! 大自然が年月を掛けて生み出した光景にしばし息をのむ。“探検”を終えて出口に差し掛かった時の光の眩しさといったら! 

最後に奥多摩周遊道路を気持ちよく走り〈数馬の湯〉へ。ひと風呂浴びて、日帰り奥多摩旅を堪能。東京の“秘境”を踏破するのに、デリカは相応しい一台だ。


MITSUBISHI DELICA D:5

MITSUBISHI DELICA D:5
●全長4,790×全幅1,795×全高1,870mm●エンジン=2,267cc、コモンレール高圧噴射、充電制御直列4気筒DOHC16バルブ●燃費=13.0km/L(JC08モード)●乗車定員=8名●カラー=3色●車両本体価格=3,470,000円●(問)三菱自動車(TEL)0120・324860

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リヤゲートにはカーゴフェンス付き。大容量のリュックサックやテントなどアウトドアギアを積み込んでも、ゲートを開けたときに滑り落ちない。
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座席は、すべてスエード風の撥水素材を使用。川遊びで濡れた水着のまま座ることを想定して速乾性がある。
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サイドフェイスには“JASPER”の文字。カナディアンロッキーの麓に位置するアウトドアが盛んな町、ジャスパーをイメージした特別仕様車の証しである。
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泥ハネなどからボディの傷つきや汚れを守ってくれるマッドガードは、フォレストグリーンのボディにフィットするレッドカラーを採用している。

日原鍾乳洞

日原鍾乳洞
鍾乳石から滴の垂れ落ちる音が琴の音のように聞こえる水琴窟や、空海の修行伝説が残る弘法大師学問所、観音様のように見える白衣観音など、神秘的な洞内は見どころだらけ。じっくり見たいが、洞内の平均気温は11℃とけっこう寒い。●東京都西多摩郡奥多摩町日原1052、(TEL)0428・83・8491。大人700円(税込み)。


喫茶 山鳩

喫茶 山鳩
多摩川の支流近くにある〈喫茶 山鳩〉は、ジョウビタキやコゲラなどの野鳥が飛び交う絶好のバードウォッチングスポット。地元野菜をふんだんに使ったハヤシライス(800円)にコーヒー(460円。共に税込み)を楽しみながら、ゆっくりと奥多摩の自然に身を委ねよう。(TEL)0428・85・2158。


数馬の湯

数馬の湯
奥多摩の玄関口になる都内唯一の村、檜原村の山々を散策したハイキング愛好家が汗を流すのが〈数馬の湯〉。露天風呂と小さい桶型の2つを用意。ともに循環消毒加温のアルカリ性のつるつるした湯で、風呂上がりは肌もサラサラ。いい気分で帰路へ。(TEL)042・598・6789。


Tarzan No. 745 この夏こそ、脱げるカラダになる! 掲載 〉
取材・文/豊田耕志 撮影/平山太郎