Apr29Sat

まず初めにやめるべき、減量を失敗させる3つの習慣。

2017.02.24

痩せられない人には共通点があった。おデブ習慣を他山の石として、痩せ習慣を手に入れろ!

スリムになるヒントは、実は太っている人の生活習慣にある。
体型は習慣の反映にすぎない。おデブさんに共通する悪しき生活パターンの中身がわかったら、その逆張りをしてやれば、肥満をリセットして皮下脂肪が減らせるはずである。
そこで本誌は今回、体脂肪率が男性20%、女性30%以上を対象としたインターネット調査を実施。食生活はもちろん、睡眠や休日の過ごし方といったライフスタイル全般に関するアンケートを通して、おデブさんのライフスタイルに迫ってみた。
加えて肥満外来で長年多くの患者を診てきた北星クリニックの島野雄実理事長に協力を依頼。
皮下脂肪に悩んでいるタイプなら、アンケート結果に共感できる部分は多々あるはず。そこを変えられるかが勝負の分かれ道なのだ。


おデブ習慣1

睡眠が十分に取れていない。

→“早起き・早寝”で睡眠時間を確保。
「寝る子は育つ」というけれど、大人の睡眠不足は困ったことに体脂肪を育てる。アメリカでの調査では、睡眠が4時間以下だとよく寝ている人より70%以上太りやすいというデータがある。一因はホルモン。食欲は消化管などから分泌されるホルモンで調整されているが、睡眠時間が短くなると空腹を促すグレリンが増え、満腹を促すレプチンが減り、過食に走りやすいのだ。適正な睡眠時間の平均は7〜8時間だが、アンケートでは5時間以下しか寝ていない人が31%と3分の1ほどを占めている。寝坊すると宵っ張りになってつい夜食が恋しくなるから、早めに起きて早めに寝る“早起き・早寝”で睡眠時間を確保しよう。


おデブ習慣2

ファストフードを食べている認識が甘い。

→丼物や麺類もファストフードと認識。
週1回以上ファストフード店を利用している人は26%と4人に1人。あまり利用しない、あるいはまったく利用しない人が74%と4人に3人に達している。肥満=ファストフード好きというイメージが崩れそうだが、島野先生は「太っている人には、ファストフードを食べているという認識が甘いタイプが少なくない」と指摘する。ファストフード店で真っ先に頭に浮かぶのはハンバーガー店だが、牛丼やカレーライス、立ち食いのそばやうどんなども立派なファストフード。コンビニで買えて即食べられるおにぎりやサンドイッチもファストフードのお仲間だ。早食いしやすく、肥満を招きやすい食べ物は摂りすぎないように。


おデブ習慣3

休日は出かけない。

→引きこもらないで外出してみる。
皮下脂肪を減らすには、食事量を抑えるダイエットに加えて、運動量を増やして消費カロリーを増やす努力が欠かせない。運動と聞くとウェアを着替えて行うトレーニングを想像して身構えたくなるが、肩の力を抜いて消費カロリーを増やす手はある。それは日常生活での活動量を増やすこと。日常消費するカロリーの約30%は、通勤や家事のような生活に伴う生活活動。生活活動を増やせば、それだけ体脂肪は燃えやすい。アンケートでは約70%が休日は外出しないと答えているが、時間がある休日こそ生活活動を増やす好機。外出してショッピングに出かければ、1万歩くらいはすぐに歩けてカロリー消費が増やせる。


〈教えてくれた先生〉
肥満患者の実態を教授してくれたのは、肥満治療が専門の島野雄実医師。肥満を治療するという発想が一般的でなかった時代からいち早く肥満治療を開始。札幌、横浜、大阪で肥満治療専門クリニックを展開。

〈アンケート〉
事前調査「体脂肪率アンケート」で体脂肪率が男性20%以上、女性30%以上と答えた100人(男性67人、女性33人)を対象としてアンケートを実施した。調査期間は2016年12月28日〜17年1月5日。


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Tarzan No. 713 内臓脂肪 皮下脂肪 掲載 〉
取材・文/井上健二 撮影/山城健朗 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 イラストレーション/エイドリアン・ホーガン 監修/島野雄実(医療法人社団北星会理事長、医学博士)